2019年2月8日(金)
おはようございます
今日も今日でぬるい朝。
にしても、長いな〜
昨年から改めて施術の基礎基本となる触り方(触れ方)、徒手検査を学び直しています。
師匠やゼロバランス協会会長から学びここまで来ましたが、山形の城南治療室の高橋透先生と出逢い交流させていただくようになり、精度を高める、自身を深める機会をいただきました。
2ヶ月に一度、東京で学ばせていただいてます。
この出逢いの切っ掛けもヒモトレでして、さらに神戸の住吉のだるま堂・中西眞先生も一緒に学ぶようになったのですが、中西先生がホストになり、3月から(隔月で開催予定)高橋透先生を神戸にお呼びして関西でもその機会を得ることになりました。
詳細は以下に、中西先生が発信してくださっていますのでご確認の上、共に学べたらと思います。
https://daruma7korobi8oki.com/2019/01/28/
もちろん私も参加します。
で、ですよ。
ヒモトレ創案者である小関勲バランストレーナーも、城南治療室の高橋透先生も【韓氏意拳】の教練(高橋先生は初級準教練)です。
日本の韓氏意拳学会会長の光岡英稔先生と曹洞宗僧侶の藤田一照氏の対談本【退歩のススメ】(晶文社)の中で(27〜28項)、光岡先生がこう仰ってます。
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物事の基礎・基本となるところは本当はすごくおもしろい。なぜなら基礎は種子にあたるのでいろんな芽生え方ができるからです。だから楽しいはずだけれども、地味なのでなかなかそのおもしろさを伝えられない。そこで指導者の工夫と伝える力が必要となります。多くの場合、指導者の方も基礎や基本にあまりおもしろさを感じていないので、習う方も「おもしろくない感じ」が伝わってしまうのでしょう。
今の社会形態では教える方も教わる方も「おもしろくない基礎・基本は無理してやること」と捉えている風潮が強く、華やかな応用や変則技や多様性に目がいってしまいがちです。
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はい、この言葉は重いです。
ですが、当たり前です。
そして平川克美氏の【21世紀の楕円幻想論】(ミシマ社)というタイトルにある楕円という在り方が、腑に落ちる。
高橋透先生の講習がおもしろく、そして向き合い続けるしかない現実を感じるのはマニュアルメディスンと韓氏意拳という「構造と運動」という基礎を一点ではなく二点で、楕円で伝えておられるからかな、と。
漠然とですよ。
ただね、教わる側として「おもしろさ」を感じる人は、少なからず一方向、しかも一方通行ではないんですよ、私はですが。
必ずといっていいほど(私の中で、ですよ)、二足以上の草鞋って感じるんです、伝え方が。
その人、というところではイチなんですが、それを語る時に二点以上の視点をもって、角度をもって伝えておられる。
師匠もゼロバランス協会会長もそうでした。
だから私はずっと基礎基本を面白く感じてこられたと実感してます。
そして今、出逢いとともにさらに面白くなっています。
(その中には向き合わざるを得ない現実も内包されていますが、まあ伸びしろですよ)
それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!