2020年9月29日(火) 9時〜19時
おはようございます
涼しい通り越して肌寒いけど、昼は暑い
気温差が大きいと着るものが定まらんですな
読み進まないけど少しずつ読んでいる「プラグマティズム入門」(伊藤邦武・ちくま新書)に面白い部分があったので引用しておきたい
私たちは何かを信じるために、十分な探究のプロセスを踏むこともできるし、何も考えずに頭から何かを信じておくということもできる。「伝統に盲目的に従う」ということは、さまざまな環境の変動や危険の可能性を無視して、一切の疑義をはさまずに、今ある信念をただただ信じ続けようとすることであり、しばしば「ダチョウの政策」と軽蔑的に呼ばれる方法である(ダチョウは敵が現れても、砂の中に頭を突っ込んで「見ないふり」をするといわれている)。また「社会的権威に従う」という方法は、自分の信念のシステムに対する何の疑問も受け入れないようにするために、現実直視を拒否するという姿勢ではないけれども、何か疑問が生じた場合に、例えば国家の指導者の教えるイデオロギーや宗教上の絶対的指導者の教えに答えを乞うということで、やはり盲信の一種と考えられる。
これが愚かであるとか無価値という意味ではない、信念の改定はとてつもないエネルギーを使う作業なので、ただそれでは頑健さに欠け、閉鎖的な社会でしか有効ではない、と続く
どうしたってこれを感じずにはいられないほどに、日常に溢れている
新聞やメディア媒体だけでなくSNSにも溢れている
疑問を話せる他者との距離が随分遠い社会になってしまったのかもしれない
私は出逢いがあり、疑問を抱いたら訊ける他者がいる
先日も疑問を話してみたら、たしかにそうだなというところと、まだまだ浅いところでしか考えていないなというところが観えてきた
自分の疑問を正当化するために他者があるのではなく、その疑問に疑問を抱くことができるかということ
仮説が正しいことを証明するだけでなく、そこから生じる疑問があるかどうか
そうなることでようやく盲目的になっていたんだなと観えてくる
施術前後の徒手検査はまさにその他者的視点に近い
講習会で仲間と手技の練習をしているのも、他者に触れられることで自身がどう触れているか、触れていたかを問うことになる
講師として伝えるときなんてのはその瞬間に質問が投げられるので、どうれほど私自身が掘り下げて広げて捉えているか、考えているかを問われる
誰かに何かを伝えるという行為は、そのまま私をわたしが観ることにもなっている
で、私はダチョウになっていないかを振り返っているところです
それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動！
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
講座のお知らせ
【とりあえず身体に訊いてみよ】
10月25日(日)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
Total Treatment Center
075−205−2618
2020年
9月30日(水) 9時〜19時
10月1日(木) 9時〜19時
10月2日(金) 9時〜17時
10月3日(土) 9時〜19時
10月4日(日) 休診
10月5日(月) 9時〜19時
10月6日(火) 9時〜19時
10月7日(水) 9時〜19時
10月8日(木) 9時〜19時
10月9日(金) 9時〜19時
10月10日(土) 9時〜19時
10月11日(日) 休診
10月12日(月) 9時〜19時
10月13日(火) 9時〜19時
10月14日(水) 9時〜19時
10月15日(木) 9時〜19時
10月16日(金) 9時〜19時
10月17日(土) 9時〜19時
10月18日(日) 休診
10月19日(月) 9時〜19時
10月20日(火) 9時〜19時
10月21日(水) 9時〜19時
10月22日(木) 9時〜19時
10月23日(金) 9時〜19時
10月24日(土) 休診【研修の為】
10月25日(日) 休診【研修の為】
10月26日(月) 9時〜19時
10月27日(火) 9時〜19時
10月28日(水) 9時〜19時
10月27日(木) 9時〜19時
10月28日(金) 9時〜19時
10月29日(土) 9時〜19時
10月30日(日) 休診
10月31日(月) 9時〜19時
