2020年10月16日(金) 9時〜19時
おはようございます
北海道で氷点下4度で、霙？雪？が降ったとのこと
日中の気温で忘れそうになるけど、もう冬がそこにある
昨夜のランは1kmほどで便意に襲われ、泣く泣く歩きました
ええ感じで走れてたんですけどね
生理現象はしゃーないです
今、2冊並行して読んでいる本がある
哲学と倫理という、学生時代からは想像できない分野
なので読み進まない
いちいち言葉を調べたり記憶を辿ったりするから
ましてその歴史や変遷となるともう頭がシャットダウンする
どうにかこうにか再起動しながら読み進めているが、こういう本の「はじめに」や「序」を読み返すと整理しやすいのかもしれないことに気づく
で、【プラグマティズム入門】(伊藤邦武・ちくま新書)のはじめにを読み返した
パースとジェイムスの違いに加え、デューイが登場して、パンクしたので
プラグマティズムが問おうとするのは、真理を求めようとする場面にあって、われわれ人間が採用すべき対話の形式や、問答の枠組みのあり方である。それは真理や価値の最終的な決定であるよりも、その「追求」のスタイルの反省である限りにおいて、開かれた柔軟な哲学という特徴をもっており、そしてまさにこの特徴のゆえに、多くの哲学者たちのアイデアを受け入れ、吸収する力を持ってきたのである。
自立の話をするなら依存の話は切り離せない
"ある"話をするなら"ない"話は切り離せない
表裏一体ですから
大人がよく使う「相手の気持ちを考えて」は、感覚経験によって異なる
なのにそれを言う大人はそれを言った大人の感覚経験以外を受け入れない傾向が強い
言われた側はその範疇でしか考えさせてもらえない環境になってしまう
自分を切り離さないといけなくなる
これがどれだけ困難な作業であるか、言った側は経験していると思うんやけどそれを強いるんですよね
好転することもあるけれど、そうでないことが多く、伝える術がない人は黙るか行動で表すことになる
しかも言った側の範疇以外の方法で
"こうでなければならない"
誰に言われたん？
「ありのまま」も今やこうでなければならないを含んでいることに気付いてますか？
"ありのままでいなければならない"になってませんか？
プラグマティズムのもつ多様性は、開かれすぎている哲学な気がする
拡張解釈をするのではなく、類推解釈するのでもなく、それ"まるごと"という感じ
あの人がいいと言っているのも一理あるから"その位置"から検証してみましょう、と追求させてくれる余白がある
面白い
けど、読み進まない…
それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動！
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