2020年11月19日(火) 9時〜19時
おはようございます
昨日の気温の半分の朝
窓から入ってくる冷気が心地よくもあり冷たくもあり
いつもより幾分か深く眠れた気分です
【なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのか 米国発スポーツペアレンティングのすすめ】（生活書院）著者・谷口輝世子
誰が主役か
全ての人がそれぞれの人生において主役であるが、ことスポーツに関してはやっている本人よりも周囲で「みている」人が主役と勘違いしていることに気づく一冊。必読。
と、昨夜ツイートした
言葉足らずなような、これ以上の言葉を紡がない方がいいような、不思議な感覚
谷口氏が米国で経験した親と子の関わりと、子どもを取り巻くスポーツの環境について建設的に考察、提案、された内容です
それでも"大人が考える子どものこと"というのがありますが、日本がダメとか米国がいいとかではない、あかんところを問い直していいところを取り入れたら、親と子が、競技者と応援者が、いい距離で高め合えるんじゃないかと思う
親が主役ではないということを確認することになる「スポーツペアレンティング」という約束事
米国という環境？背景？がこれを産んだのでしょうけど、読んでいて日本でも取り入れたらいいと思うものでした
詳しい内容は読んでもらった方がいいかと思いますのでここでは書きません
代わりに私がこの本を象徴するなと感じた2箇所、引用させてもらいたい
誰のためのスポーツかが忘れ去られた時、システムは無力です。
スポーツは人の心身に対して大きな力を持ちます。それだけに、人間の邪悪な気持ちを刺激されたときには、ダークサイドに引きずり込まれそうになります。そのときに、ふと我に返ることのできるように、視点や気持ちの切り替えになるような、スポーツペアレンティングであればよいと思います。
子どもがスポーツを楽しめるように。心身を解放できるように。懸命に打ち込めるように。かけがえのない時間を過ごせるように。
この2箇所は、他の著者の書籍やメディアでも読んだことがあるというのも大きいかと思いますが、実際に取り組んでいる人に出逢ったことが影響していると思う
私自身も中学高校と体操競技をしていましたが、親からのプレッシャーは皆無だったこともあるかと
親だから子のことは全部見なければならない、わけではない
親の心身が芳しくない時は、見ないという選択肢もあっていいし、そうすることで余計なイライラを子にぶつけることもなくなる
それが子どもを守ることにもなる
誰が主役か
そこを履き違えないようにしたいものです
それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動！
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