Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

泡立つ

2022年4月20日(水) 9時〜19時

 

おはようございます

冷えたり暑かったり

乾燥してるから余計にそう感じる

2006年2月のアリゾナを思い出す

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施術予約の際は此方でご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

佐々木美佳「タゴール・ソングス」(三輪舎)

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装丁の美しさと項を捲る手触りが言葉とともに残る

帯にも書いてありますが、同名の映画を監督した佐々木美佳氏によるもうひとつの「タゴール・ソングス」

残念ながら映画をまだ観ていないので勿体無いことをしたと思うけど、これはこれで映画を観るのが楽しみになっている

いつ観れるかはまだわからんけど

 

中でも気になったのが、自分を信じることを歌った歌があるというくだりのあとに書かれた文が歌とともに染みていく

この国では、圧倒的な理不尽がそこらじゅうに横たわっている。一方で、そこから目を逸らさずに活動をつづけている大人も確かに存在する。

(中略)

タゴール・ソングがいつか困難を乗り越える糧となる。そう確信している大人たちは、大海へ一滴をたらすことを諦めない。目の前に生きる子どもたちへ分け隔てなく、今日もタゴール・ソングは歌い継がれている。

_____70項より引用_____

 

歌に乗せて大人が子どもたちへ伝えていることは、日本でも当たり前のことだと思うけど

今の日本にもそんな大人がちゃんといるけど

報道を見聞きすると伝わっているんだろうかと疑ってしまう

手の届く範囲にはちゃんと届け伝えないとな

 

タゴール氏が旅する中で作った歌から少しだけ、丁寧に翻訳された詩が載っている

水が流れるから川が生まれるように、佐々木氏の言葉が紡がれているように感じる

静かだけど、穏やかだけど、泡立つ

そんな一冊でした

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!