Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

見てるだけで絵が上手くなった気分になる

2020年5月14日(木) 9時〜19時

 

おはようございます

昨夜は涼しいというか、日中の暑さで肌寒いと感じるほど。

慣れってやっぱすごいですね。

あ、適応か?ま、どちらにせよ、人は適応の速さのおかげでこうして生き延びているのかもしれません。

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注文して1ヶ月ちょい。

昨日は待ちに待った美術解剖の板書画集?美術解剖書?が届いた。

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見ての通り日本語ではありませんから全く読めません。

ですが、一通りは学んでいるので、なんのことか、単語程度はちょっとわかる気がする。

期待以上の内容はその重厚さというより重量。

2,850gと新生児サイズ。

箱で届きましたが、こんな重量のものを注文した覚えがない…と、開けるまで頭には「?」がいっぱい。

じゃあ開けるなよというツッコミもあろうかと思いますが、確かに。

身に覚えがないものは開封しないに越したことはない。

しかし人間というか動物の性といいますか、怖いもの見たさは拭えず開封に至る。

そりゃそうや、忘れてただけやもん。

 

そんな話はどうでもよろしい。

 

項を捲ってすぐに飛び込んできたのはこれ。

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関節構造の解説。

これは解剖学の本にもよく出てくるのですが、注目すべきは板書ということ。

何よりこれを美術を専攻している人が学んでいるということ。

正直、医療関係者でもスルーしている人は多い。

かつて、鍼灸が施術のど真ん中だった弟子時代に構造理解が及ばず足踏みしていた時期に本屋さんで見つけたこの2冊を読んだ。

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解剖は実物がいいというのはよくわかる。

だがこうして模式的に示してもらいながら伝えてもらえると私は掴みやすいということに気づいた。

 

そして数年前に三木成夫先生の存在を知り、のちにTwitterで伊豆の美術解剖学者さんの存在に出逢い、本書を購入するに至る。

解剖学の本の特徴は、関節構造の解説が文字に頼りすぎているところ。

読んで理解するというのはなかなか難儀する。

本書のように描写とともに解説があると理解が深まる。

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これは肩甲上腕リズムですね。

この程度なら解剖書にも載っている。

けどこんなのは見たことがない。

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人間の開き!?

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アナトミートレインを聞き齧った人は惹き込まれるんじゃないかな?

それより何より、股関節と肩関節の関係性が見やすい図の一つかと。

 

とまあ、私は今後この業界に入ってくる方、ただいま絶賛資格取得に向けて勉強中の方へ、資格取得のお祝いに贈る1冊にいいんじゃないかと思う。

症例や臨床が詳細に記述されている専門書もいいですが、そもそもそれ以前に構造としての解剖学を深めることを、資格取得したからとなおざり(等閑)にせず、同時進行してほしい。

これは私の悔いているところというのがあるのであえて記しています。

ほんとは学生時から学んでほしいのですが、国家試験は一年に一回しかありませんし、合格した瞬間がスタートです。

そのスタートに美術解剖学という、あなたたちよりも解剖に詳しい、しかも描ける人がいるということを知っておくのは大事。

口だけではどうにもならんこともありますから。

というか、口"だけ"でどうにかできると思うなよ、と警告です(私への)。

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!

 

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