2020年8月26日(水) 9時〜19時
おはようございます
蒸しますね、朝から。
朝起きて体重よりも重い感覚でぐだぐだしたくなりますが、今日はそれなりで過ごそう。
小学校は始業式のあとも授業があり、さらには宿題も出る時代。
週休2日制になってからとのことなので、もう20年ぐらいになるのかな？
私はタイミングが良かったのか悪かったのかわからんけど、週休2日を経験せず。
高校を卒業した翌年かそこらで完全週休2日制になったと記憶している。
当時はええなあ、と思ってましたが、宿題や授業がギュッと増えた環境はそれはそれでしんどい？面倒臭い？んやろうなと。
それは児童、生徒だけでなく教員も。
疲れてはるんやろうな。
【うしろめたさの人類学】(松村圭一郎・ミシマ社)
贈与だからこそ、そのための「労力」は時間やお金に換算できないし、損得計算すべき対象でもない。もし教育を市場交換される「労働」とみなせば、その「成果」がきちんと計算できない以上、最低限の労力しかかけない、というのがつねに「正解」になってしまう。それだと「教育」は、とたんにむなしい作業になる。
実際はほとんど届いていないかもしれないし、贈ったつもりのないものが届いているかもしれない。教員の側には、つねに「届きがたさ」だけが残る。教育とは、この届きがたさに向かって、なお贈り物を送り続ける行為なのだと思う。大学という学びの場を市場の理論からずらす。それがスキマづくりのためのささやかな抵抗だ。(中略) ぼくらにできるのは「あたりまえ」の世界を成り立たせている境界線をずらし、今ある手段のあらたな組み合わせを試し、隠れたつながりに光をあてること。それで、少なくとも世界の観方を変えることはできる。「わたし」が生きる現実を変える一歩になる。
教育に限らず、施術でも。
「市場の理論からずらす」というのが必要。
健康本や番組、情報が大きくは間違っていないがそれがあたりまえとなっているとちょっと大変。
そこから少しずらしてそもそもの身体について伝えることが、施術をする上で避けて通れないし、そこを伝え損ねているから起こっているあたりまえということを自覚しなければならない。
もちろんそれが全てではないことも自覚している。
なんせ未だに医療の情報というのは更新されているから。
以前はダメなものが良いとなったり、逆もあったり、新発見と名うつものが実は何かの焼き増しだったり改竄、偽装なんてのもある。
絶対ではないけれど、身体ってそもそもこういうことですよ、というのは意外と健康本や番組、ネット情報から探し出すのは困難に近い。
なので検索の上位に表示されている記事しか目にしない。
結果が出ていることに共通していることを掘り下げていけば、自ずとあたりまえが(同時に身も蓋もない話にもなり得るが)観えてくると思うが、それは結構面倒臭い。
面倒臭いけどやらないと、伝わるものも伝わらなくなる。
わからないこと、届きがたさ、うしろめたさを踏まえつつ、あたりまえを問い続けていきます。
それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動！
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【とりあえず身体に訊いてみよ】
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9月26日(土) 休診【研修の為】
9月27日(日) 休診【研修の為】
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