2020年9月12日(土) 9時〜19時
おはようございます
昨日の昼過ぎにあった通り雨が嘘のような秋晴れ。
昨夜も屋外は心地好い風が吹いていた。
純粋に比較できているかと問われると自信満々とはならないが、出来得る限り純粋に比較検討できるように徒手検査を実践する日々。
同じく歩くのと走るのも試行錯誤しながら、身体が動くってどういうことか、即ち良くなることとそうでないことの違いは何か、を動きながら向き合っている。
施術でも講座でもお伝えしていますが、日常の延長線ということ。
日常生活が大半の時間を占めるのだから、まずはその日常生活、日常生活動作というか運動というかが、どうなっているかを知るところ、実感するところからはじめる。
施術では検査しながらなので言葉が少なくても伝わりやすいのですが、こうして文章にするとどうしても実感が伴わないので難儀する。
言葉にした瞬間からその本質がズレるというのは、確かにあるがそれでも言葉に、文章に記すことは大切である。
ただ読み手がそう受け取るとは限らない。
余白が多ければ拡大解釈を招きやすいし、余白がなければ拒否されやすいし。
言葉も、前後の脈絡で選択したはずであっても読み返すと全然違うことが多い。
そういう意味で、絵本や漫画というのは余白が絵となって現れるので、ズレがないような、でも世界が広がるような、深淵に触れるような、感覚がある。
まあズレるズレるとは鬘ではなく、そもそもの価値観、概念、哲学、が異なるから仕方がないのかもしれない。
が、身体の構造機能においては、手に持った物から手を離せば落下する、というのと同じく地球上に生きるモノとして当たり前のことがある。
にもかかわらず、そこをすっ飛ばして理念だの信念だのを語る健康本は多い。
というか書き手が拡大解釈して書いているので、そこがすっぽ抜けたままなので読み手はまんまとハマってしまうんやけど。
それはそれで救われる人もいるから凄いんですけどね。
仕事上、それでは都合が悪いことがあるわけです、私にとっても、患者さんにとっても。
だから患者さんからテレビや新聞、雑誌などの情報を聞くと必ず徒手検査を通して観てもらうようにしている。
昨日から改めて、検証し始めたことがある。
私の中で曖昧なままには出来ないことがあるので、少ないけれど一例ずつ確かめていきます。
ただ問題は先述した通り、身体のそもそもを知った上で、そこを基準にしているということが前提となる。
というか、施術ではそこが指標というか基準になる。
なのでそれがわからない人に言葉だけでどれだけ伝わるのか、全く自信がない。
自身はないが確信はある。
その確信を自身がまず疑うところからはじめたのが今回の検証となっている。
たとえそれが確信と異なったとしても、それは事実として今まさに起こったことなので受け入れる。
そうなったらなったで、その確信をいったん壊して、また1から検証すればいいだけ。
時間を要することなので、いつお話しできるかはわかりませんが(このまましないということもあり得る)、気長にコツコツやっていきたいと思います。
患者さんには数分のご協力をお願いすると思いますので、その際は何卒宜しくお願いいたします。
それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動！
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講座のお知らせ
【とりあえず身体に訊いてみよ】
10月開催予定
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