Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

過去は過去

2021年9月11日(土) 9時〜14時【GW福岡】

 

おはようございます

本日はゴールデンウルヴス福岡に帯同するのですが、夕刻に現地入りするため移動時間まで開けてます

台風も近づいていますので、体調等不安な方はご連絡ください

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施術予約の際は此方でご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

釈迦によれば、そもそも、ものごとの因果を考えることに意味がない。今起きていることは、いろいろな縁が重なって、たまたまその状態にあるだけである。そして、時間は未来から過去に向かって流れている。未来は時間が経つと現在になり、現在は過去になり、過去はさらに過去に遠ざかっていく。だから、過去のことは放っておけばいいのだ、と。

 

_____久松達央「小さくて強い農業をつくる」(晶文社) 154項_____

 

身体に関していえば、「いろいろなことが重なって」はわかるが、「たまたまその状態にある」わけではない

なるべくしてなっている結果?過程?が、今、身体に起きていることです

それを自覚してもらうことが施術と徒手検査の役割(というのかな?)です

決して施術や徒手検査でやっていることは何かを治すことではない

そこは踏まえておいてください

 

「治します」と喧伝しているところは疑っていいと思います

何をもって「治る」というのか訊いてみてください

受ける側が先に云っちゃダメですよ

そこを基準にしますからね

 

そもそも身体は破壊と再生・修正を常に繰り返しています

切り傷や擦り傷が修復されるのはそのお陰です

しかし手術のような傷は痕が残ります

でも医師は完治もしくは治癒と云います

何をもって「治る」とするかそれぞれです

一度、自身でも考えてみたり訊いたりしてください

 

過去は過去

今からどうするか、ですしね

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!