2024年8月22日(木) 9時〜19時
おそにちは
朝から家の用事が立て込んで、施術もあってで、今頃の更新となりました
2週間ちょい振りやのに出足躓くという私らしいといえば私らしいですね
施術予約の際は以下のURLから日程をご確認の上、ご連絡ください
https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838
随時更新してます
(休診は赤・短縮は青・ゴールデンウルヴス福岡(GW福岡)は橙・平常通りは黒・未定は緑)
ご無沙汰いたしておりました
2週間(実質10日)のチェコ遠征から無事帰国し、昨日1日体調を観察して、本日より通常施術に戻りました
湿気がない30℃ちょいの暑いけど涼しい気候から、湿度たっぷりの30℃超の日本は暑過ぎというか、息苦しいということを改めて実感しております
遠征は練習試合が2試合、カップ戦が3試合
戦績は2勝3敗(練習1勝1敗、カップ1勝2敗)で、少しは勝つ感覚が身に付いたらいいなというのと、既知でも未知でも相手を少しでも下に見れば現実とのギャップであっという間に点差が開くということを自覚してくれたらと思う内容でした
単独の練習で怪我人が出てしまったことと、リカバリーがもっとできたんではないかというのが私の反省です
できたことよりもできなかったことの方が残るのは私の性格ですが、今回は朝から晩まで10日間みっちり帯同したことで、選手というよりそれぞれの身体の質がより見えた、わかったように感じます
その一つがウエイトトレーニング
それ以前の身体がないのに、重さという負荷をかけたところで、身体を壊すだけ
それ以前というのは人として当たり前に日常運動はもちろんですが、少しその先にあるはずの、幼児や小児が経験する遊びのような運動ができない現状がありました
その代表が懸垂逆上がり
足が地面に着かない高さの鉄棒にぶら下がって、勢いをつけずに逆上がりするだけ
これがまずできない
なぜできないのかは、大きく分けると2つある
・顎が上がっている
・上体に足を引きつけ(引き寄せ)られない
前者に関しては日常の中でもそうなっているので、負荷がかかった運動下ではよりそれが強調される
上がりたいという意識が顎をより上げさせることになるというのは、逆上がりができない人に多く見られることではあるけども、体重以上の、なんなら100kgほどの錘を持ち上げられる身体であっても自重での運動がままならないことは、日本の体育教育や地域社会の子どもが遊ぶ場においてまで考えさせられることになりました
その話は置いといて
兎に角、日常から顎を引くことと、負荷をかけたトレーニングでの顎が上がっていないかに少しでもいいから注目する機会を作るように伝えました
何人が受取り、実践してくれるかは分かりませんが、「顎を引く」と「顎が下がる」という運動の質の違いに気づいてほしいです
後者に関しても同様です
体育や遊ぶ環境、そして何より遊びの種類が少ないこと
危ないからといってさせないのは運動経験の搾取であり、危険性を経験しないというのは逆に危険が危ないという変な日本語になる程危険です
ぶら下がることやしがみつくことなんてのは乳幼児の頃しかできないのではないかと思ってしまうほどに大人がその機会を奪っている
その結果、足に上体を引きつけるというか引き寄せるというしゃがむことはまあできていたとしても、上体に足を引きつける、引き寄せるという運動ができない
体操競技をしていたとはいえ40歳を過ぎた私ができて、20代前半の現役選手ができないとは何事か
まあ抱え込みジャンプでも膝が胸にというよりは、膝に胸が、踵がお尻に、というジャンプになってますからね
ぶら下がってできないのもある意味で納得です
とまあ、施術でも気づいてはいましたが、ウエイトトレーニングでそれがより明確になったことで取り組んでもらう手掛かりというか入口には立てたかと
あとは伝える術を今後どうするか
遠征や合宿のように付き添うわけではないのでね
施術の際に指摘するだけでは伝わりづらいこともあるので
さてどうしたものか
それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!