Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

見極め

2023/03/23

おはようございます

雨予報ですが、桜が散りませんように

f:id:tsuji-shinkyuin:20230323075347p:image

f:id:tsuji-shinkyuin:20230323075355j:image

f:id:tsuji-shinkyuin:20230323075402j:image

施術予約の際は以下のURLからご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

昨日はWBC決勝を施術のときは耳で観て、手が空いたら目で観て、優勝のその瞬間を迎えました

f:id:tsuji-shinkyuin:20230323075546j:image

怪我の功名とはこのことでしょうか

本来なら学校に行っているはずが家にいるためテレビ前観戦で優勝を見届けたRen

f:id:tsuji-shinkyuin:20230323075642j:image

近所迷惑やろという大きな声で大興奮でした

この瞬間は一度しかないのでよかったのかな

 

装具9日目(受傷37日目)

松葉杖に荷重して立つ練習

左脚に荷重する怖さがあるやろうから、松葉杖の左に荷重したら、結果的に左脚に重力に対して鉛直に完全荷重ではないにせよできるかと

f:id:tsuji-shinkyuin:20230323080311j:image

それでも足趾が浮いている

ということは、足裏の荷重がやや後ろ気味

趾先を地面に着けることに注目してもらう

f:id:tsuji-shinkyuin:20230323080756j:image

カオナシやなくて首無しになってしまうけど

少しずつ、少しずつ

松葉杖が付帯伸長化して手脚になるのが先か、自力歩行が先か

モノを通して自身がどうなるか、楽しめたらと思います

たった1分程度やけど左腕はパンパンに

f:id:tsuji-shinkyuin:20230323081052j:image

ま、そんなもんやわ

 

ちなみにこちら

f:id:tsuji-shinkyuin:20230323081225p:image

一般社団法人ゼロバランス協会の篠塚会長が考案開発したハニカムテープ(実用新案取得済・特許取得済・商標登録取得済)です

私はまだまだこのテープをちゃんと扱えていませんが(どちらかというとテープに翻弄?遊ばれ?てます)、それでもこうして手術痕に対してはとても使い勝手がいいので使わせていただいています

 

昨日のRenはワイヤーを留めるプレートが入っているであろう部分の手術痕のあたりに負荷が強くあったので(癒着なのかな?)、施術技術のなさをハニカムテープで補いました

写真では左膝の中心から内側に貼っていますが(これは手術痕に対してなのでここになってるだけです、必ずしもここに貼るわけではありませんのでご注意を)、実は外側にも並べるようにもう一枚置くように貼りました

が、手の拇指小指対立筋、腹直筋、中臀筋の反射が遅くなったため、外側は剥がしました

昨日のRenの身体にとっては、内側のハニカムテープにはよりよくなるきっかけとなったが、外側は負荷に転じたということです(過剰刺激とでもいえばいいのだろうか?)

 

ここがテープやモノ(装具やサポーター、紐や磁気ネックレスなどなど)を身体に加える際の注意すべきこと

身体の恒常性、構造、機能が抑どうなっているかを問わずに、伝え聞いたり過去に良かったからといって今も良いとは限らない、むしろ負荷になることがあるのに使い続けてしまう

施術する側はもちろん、受け取る側もここは問うてほしいところです

 

昨夜はちょうど施術の練習会ということもあり、この貼ったり剥がしたりを見てもらいました

施す側がこういうことを知っているか否か、またそれを評価できるか否かは、施術以前に必要なこと

彼らにとっても経験としてこれからの糧になってくれたらと思います

一番戸惑ってたのはRenですけどね

内側貼ったら足が動かしやすくなったのが、外側貼った途端に動かしにくくなってしまった

さらに剥がすとまた動かしやすくなったことに対して

あの運動と表情は言葉よりも雄弁でした

 

とまあ私は、施術がまだまだ、それ以前に触れることすらできていないので、ハニカムテープのように触れるものを使うことがあります

ほとんど使うことはありませんが、必要な場合は使います

もちろん剥がす、取るタイミングもお伝えし忘れないように

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!