Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

武術(的)という湯に浸かった半日でした

2019年3月1日(金)

 

おはようございます

世界中の青空を集めたような雲ひとつない青空…と形容された時があるというラジオから聴こえてきた朝。

そのあとすぐ「あ、雲ありますね」でスッキリ目覚めました。

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台風も熱帯低気圧に変わりました。

今年は雪が少ないようですから、どんな1年になるんでしょう。

押せば引く、引けば押す、押し合い引き合い、どれも塩梅よくバランスが取れていければいいなと思うんですが、自然は常にそれをし続けている…というよりそういうもん。

その上で生きる私たちができるのは、それを邪魔しないこと。

 

一昨日の京都で小磯直樹先生の講習を途中退席したあと、施術の予約が終わってすぐ、今度は高橋佳三先生が主催の【京滋身体操法研究会】の番外編として小磯先生が「釣り合い」についてお話しされているので遅れて参加。

後半も後半だったので何が何だか分からぬままに杖(じょう)を使って他者との、そして自身の釣り合いを練っていく。

スポーツでも部活でも介護でも教育でも保育でも、この釣り合いから観える景色は豊かに感じました。

小磯直樹先生の講習会、もっと広がっていきそうです。

関西にもまたお招きしたいなと。

 

で、遅れて参加のみならず、Renさんも一緒に参加。

自身の釣り合いを感じていくのを一緒にやってみたんですけど、これがまたありのままで上手い。

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左上から右へ、左下から右へ、の順で、私が杖を通して重さを預けたまま徐々にしゃがんで立ち上がる中で、Renさんはただ立っているだけ。

右足にも左足にもかかりすぎない、頭も上半身も左右に預けすぎない、ただ立っているだけ。

ちょっと頭が傾きはしましたが、突然手を放してもどっちにも倒れず、足も浮かず立っている。

驚きましたが、当たり前なのかなと。

私はお稽古して練らないとあきません。

 

小磯先生、高橋佳三先生、ご参加されていた皆さん、少しの間でしたがご一緒させていただきありがとうございました。

京滋身体操法研究会にもまた参加したいと思います。

 

「緊張と弛緩」「釣り合い」

このテーマは生きることにも繋がります。

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!