Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

使い続ける

2022年10月15日(土) 9時〜19時

 

おはようございます

台風19号が発生しましたが、日本への直接的な影響はなさそうです

過敏な方は何かしら影響があるかもしれませんが気にしすぎませんように

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施術予約の際は此方でご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

村上宗隆選手が塁上で笑ってしまうという逆転シーンでテレビを消しました

阪神タイガース2022年シーズンの終焉は突然?訪れた?招いた?

矢野監督のラストゲームでこれか…という思いはありましたが、4年連続Aクラスという結果も、失策数リーグトップという結果も、記録にも記憶にも残る監督となりました

今、主力として活躍している選手を獲得したことも忘れません

4年間、ありがとうございました

そしてお疲れ様でした

来年以降の解説等、楽しみにしております

 

山極:鷲田さんがいつかおっしゃっていた、もうリサイクルはやめようという考え方に大賛成なんです。リサイクルとは、古いものをそのまま使うのではなく、古くなったものを材料として新しいものに変えて、それをまた使っていこうという発想です。それはイカンのじゃないかと問題提起された。古いものをきちんと保存し、大切に使う。そうじゃないと古いものの姿が、どんどん見えなくなっていくと。

 

鷲田:京都だと着物がその典型ですね。最初はよそゆきの豪華な訪問着だったものを、よれてきたら普段着として使い、その後は寝巻きにする。着るものとして使えなくなったら、布団カバーにし、最後は雑巾。とことん使うわけです。だから、雑巾とはいえ、もとの訪問着の柄が残っている。これはリサイクルではない。雑巾さえも、ほんまもんの気品が漂っている。これを通じて子どものころから皮膚感覚が養われるから目も肥えます。だから生粋の京都人は、本物と安物を一瞬にして見抜いてしまう。

 

_____鷲田清一・山極寿一「都市の野生と思考」(インターナショナル新書) 59–60項より引用_____

 

初見で読んだ時にハッとさせられたのを覚えています

祖父母の家だったか親戚の家だったかは定かではないけど、矢鱈いい柄の台拭きがあった

よれてゴワゴワしたものはなく、手触りもいい

そうか、あれがそうだったのかと記憶が蘇ってくる

 

そういえば、消防のホースが鞄になったというのを教えてもらったことがあるな

丈夫すぎるから少々重量感はあるけど、雨にも強いと

リサイクルではなく、リユース、もちゃうか

全く新しいものではなく、以前の姿形が残っているものを使う

そこには物語が生まれる

子供が父母や祖父母に尋ねる

そうして生活の知恵や伝承が伝わっていくんやなあ

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!