Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

経過報告8?

2023年3月11日(土) 9時〜19時

 

おはようございます

東日本大震災が発生した日

黙祷

天災と人災が同日に起こり、今なお、避難生活をされている人がいる

防衛費に予算を割く余裕はない

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施術予約の際は以下のURLからご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

今朝、1人で寝返りができたと興奮気味に伝えてくれたRen

今、私たちは、発達の段階を再び経験しているのだなと改めて感じた朝です

 

といってもこれは、ギプスをしているある種の安全があるのでできたことかもしれないことは忘れたらあかん

ギプスが取れるということは可動性が広がる

可動性が広がるということは関節の緩さが出るということでもある

できた経験を雑にすればまたしてもできない沼にハマってしまう

それもまた経験ではあるが、ここは丁寧に、慎重に、追いかけていく

 

ちなみにこの、できない沼、には運動としてできない面と精神的な面とがある

後者が強くなれば、できることもできなくなる

たぶん、行きつ戻りつになるだろうから、本人だけでなく此方が焦らぬようにしないとあかん

どう足掻いても、これは、当事者である、Renのことやから

もちろん、協力は惜しまないし、寄り添うのは当たり前

ただし、Renのことを私ごとにすり替えてはならない

 

昨夜、スッパマンをしたあとに伏臥位で左股関節の自動運動ができた

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私は細々したことをしていたので見ていなかったのですが

Renが「みて、上がったで!」と

もう一回やってもらったら確かに上がっている

動画に収めようともう一度やってもらったら、やっぱり上がる

そしてこのポーズ

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彼の日常の中で、何かをするたびに、したあとに、できるだけ足首の曲げ伸ばし、足趾のパーグーをしてもらっている

それでも荷重できている右足に比べたらまだまだではある

だが、足しになっていることがわかる

荷重をかけないならケンケンできるだろうと思うが、左足が下垂すると、膝の中や手術痕がひきつれるように痛むのと怖いのがあるのでまだできていない

できていないなりに怖くない、ひきつれない範囲で下垂するようにはしている

できる範囲は確実に広がっている

ギプスのある身体に慣れたというのもあると思う

だが、週明けにはギプスを外し、装具になる

これはこれでまた、新たな身体との出会いとなる

装具に対して人見知り期間が長くなるか、さっさと装具込みの身体になれるか、観察していこう

 

仰臥位で左股関節の屈曲を自動でできることが直近の目標かな

どれか一つという目標はほんとはないんやけどね

目標を掲げると、木を見て森を見ずという部分になってしまう

目標はあくまでも通過点で目指す頂ではない

木も森も見て、部分から全体がどうなっているか、また、全体から部分がどうなっているかを、毎回確認しながら進めていこう

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!