Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

雨垂れ石を穿つ

2023年7月4日(火) 9時〜19時

 

おはようございます

今日は今季最高気温37℃の予報が出ています

人によっては微熱が気温

まだ7月になったばかりやで

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施術予約の際は以下のURLからご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

受傷138日目

眠りこけている時に、左膝に触れたり動かしたりした

ようやく屈曲が90°を越え始めたことを面白くも不思議に感じる

(解剖学的には膝の屈曲なので90°以下になるんですけどね)

ちょっと前には90°で何かにぶつかるような引っ掛かりで曲がる気配がなかった

それがここ2週ぐらいはそのぶつかるような引っ掛かりに少しアソビが出ている

 

昨日の術後4ヶ月の診察では、担当医が何度も何度もお互い腰掛け座位のまま、左膝を曲げて可動制限を確認する

私が言える立場ではないけど、私から見ても雑な確認で「なにをみてるんやろ?」となる

そのときのことをRenは「痛かった」と

うーん

その場で云わんとあかんで、と伝える

 

8月末にMRIでどうなっているか確認後、プレートを外すかどうか、また骨棘がどういう角度になっているか内視鏡でみることも考えますとのこと

あれ?

骨棘は関係ないって言ってなかったっけ?

それがなぜ急に真逆の「関係あり(かもしれない)」となったん?

Renではなく電子カルテの画面を向いたままさらっと話すもんやから、思わず「前回と逆の事を仰いましたがなぜですか?」と訊いてしまった

それでも画面から視線を外さず「リハビリで変化がないので、そう判断しました」と

うん、だからその可能性があるって装具になった時点のレントゲンで云いましたけど?とは言わず

 

しかも今回のレントゲンでわかったのは、骨棘の再吸収が始まっていたこと

過去の画像との比較を出してくださっていたので気づきました

ああ、だからアソビが感じられ始めたし、90°を越えたのか?

 

それでもこの骨棘は、伸展には影響あっても屈曲には影響ない、というのが担当医の見解

私は骨構造からは関係ないとしても、膜構造、圧、固有感覚受容器、何より全体で考えれば影響がないわけない

どれだけこのことを伝えても糠に釘、暖簾に腕押し

 

雨垂れ石を穿つ、ように、なるべくしてなっていることを丁寧に追いかけるしかない

小さなことではあるけれど、Renには特に、左膝単独の曲げ伸ばしをさせない

ただ、椅子に座って目一杯膝が曲がっている位置で、足首の背屈と底屈を繰り返すことを課題にしている

もちろん、座る姿勢も、股関節ー膝ー足首、踵ー爪先、の位置関係も丁寧に確認した上で

あ、その時の右脚もちゃんと確認しておくことも伝えています

 

ここまで時間がかかることとは思わなかったが、骨棘を確認した時からどうなるかはわからなくなった

ただ、やることは変わらない

より精緻に、より丁寧に、より確実に、できることを積み重ね、できないことに1日1回取り組むことを続ける

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!