Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

手術痕

2023年6月14日(水) 9時〜19時

 

おはようございます

昨日は晴れ間があった

今日はえ

明日はやんでくれ〜

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施術予約の際は以下のURLからご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

受傷119日目

腕立て伏せができないRen

膝を着いてもできない

でも、膝を着くことはできている

 

膝を着くと、膝の中の圧力が増す

手術で切開縫合をした痕は、軟部組織(皮膚組織や筋膜)がより合わされるので全体として面積が小さくなっている

(例えば、テントを張るロープがやや張り気味になり丈夫になったように思うけど、少しでも切り目が入ればプツンと切れてしまう危うさを併せ持っている感じかな)

特に関節周囲においては固有感覚受容器が多く分布するため、痕が外から押すのではなく中から身体の内外へ押し続けている状態によって固有間感覚受容器がエラーを起こしやすい

手術痕が馴染むまでは(さほどない方もおられれば数年単位で馴染まない方もいる)、何かに触れることに過敏になりすぎたり鈍感になりすぎたりして、その部分だけでなく全体として恒常性や機能がままならなくなる

 

身体は常に再生・修正・破壊を繰り返しているので自覚しない人も多いですが、徒手検査をすればそれはおおよそわかります

私の勝手な経験上では、手術後速やかに、いかに保湿するかで予後が異なるように感じていますが、まあ私の色眼鏡なのでそう思いたいだけかもしれません

 

ただ、施術をする以前の徒手検査では手術痕があるかないか、聞き忘れないようにしている

些細なことで、そんなことをしなくても施術が成り立つ先生がおられるのですが、私はまだそこまでの精度がないので手術痕はどれだけ小さくとも徒手検査で確認するようにしている

優先順位が必ずしも優位性を示すかは別にしても、私の色眼鏡ではここが優位性を示すことが少なくないので

もちろん、施術を重ねていく中でそうならなくなっていきますが、だとしても「ない」ことを確認します

 

聴き忘れることがあると思いますんで、施術の際は手術の有無を云っていただけると助かります

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!