Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

方向・角度と深度

2022年11月2日(水) 9時〜12時

 

おはようございます

台風23号はあっという間に消えました

22号は居座ってますが

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施術予約の際は此方でご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

昨日の寝不足分は消えることはありませんが、昨夜は比較的眠れていたようです

といっても二度起きましたが

こんなのは小学生の頃からずっと

一晩中起きないこと、目が覚めることがない夜はそんなにない

そんな日はラッキーと思う

 

昨夜は鍼灸、特に鍼の可能性を少し深めることができました

左右どちらかの、膝から下の、1か所の経穴だけに鍼をして、全体の可動性と筋の出力がどう変化するかを追いかける

 

接点

角度

方向(ベクトル)

速度

深度

 

中でも昨夜は、方向・角度と深度

方向・角度は押手で調整可能だが、徒手検査や手技同様、立ち位置でも変わってしまう

深度は構造が理解できているかどうかがまず問われる

それができていても今度は個々人の組織の質感を感受できるかどうか

これは地層のようになっている組織のどの層まで刺入するか

手前だったり、行き過ぎたりすれば、身体は即座にそれに応じます(適切だったら適切なりの反応が即座に出ます)

徒手検査をして確認すればすぐにわかることですが

行き過ぎたとき、過剰刺激になることが多く「貧血」のような症状が出てくる

時々、施術者が「好転反応です」と吐かす奴がいるからご注意を(※あくまでも私個人の見解です)

鍼をしている最中に感じたことはそのままでいいので、施術者に伝えてくださいね

 

どうしたって鍼は、表皮を突き破り体内に鍼(異物)を侵入させ、組織を破壊しています

はり師の免状がなければ傷害事件になりかねません

それを忘れないことが、施術と成るか、傷害事件となるかの差です

免状があるからといってそれを忘れて仕舞えば百害あって一利なし

施術受けんほうが(せんほうが)いい、となります

 

なんてことを話しながら、徒手検査で確認しながら、鍼をさせてもらいました

協力してくれた仲間に感謝です

またやりましょう

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!