Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

体に訊く機会

2019年2月4日(月)

 

おはようございます

朝からラジオで立春を何度も聞き、布団の外がぬるいことに気づき、そういえば昨日のFacebook梅の花に蜜蜂が飛んできたといいのを読んだのを思い出し、一気に春を感じてしまいました。

まだ2月。

この暖かさにまだ慣れたくないな。

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施術をする立場として伝えさせていただいている京都でのヒモトレWS。

少しずつではありますが、ヒモトレの醍醐味と施術の醍醐味の間が伝えられるようになってきました。

ですがこれではまだ、まだまだ甘い。

講師として伝えることは自身の甘さを晒け出すことでもあります。

理想の体と現実の体

こう書くと、今、という等身大が観えてきたり。

 

それよりも、昨日のWSでは椅子に座って手を挙げるというのを一気に全身にフォーカスを拡げて混乱してしまう、言うなれば価値観の再構築をせざるを得ない感じになってもらえるかな…というところから入りました。

手を挙げるという全身運動を知ってる人には何いうてんの?となると思いますが、その機会がないひとには伝えるのが難しい。

というかその感覚(アタマ)がない。

でも体は知っている。

身体知といいますか、体は賢いといいますか、その体に訊くことができればなんちゃないんですが。

ヒモトレはそのツールの中で最適、簡便、安価。

ただ、施術に導入するのは特に丁寧に。

昨日参加していただいた方の中にちょうど不具合がある方がおられましたので、呼吸から全身、末端から呼吸というところを私が施術でやっている一端で観ていただきました。

呼吸から全身となるとその瞬間で、というよりは数日、数週間、数ヶ月、という時間が必要になってきます。

ですがそこに施術として末端から呼吸を調整すると、呼吸という全身運動に寄与?したヒモトレが邪魔になる。

外すと呼吸という全身運動が感じやすくなる。

ここを観れているか、徒手検査などで評価できるかどうかが、施術をする立場に問われるところです。

医療に関係のない人、資格がない人はここはある意味で無責任でいいんです。

ですが、医療資格を有する者が伝える上でここが伝えられるかどうかは当たり前ですが必要です。

資格を有する者の責任です。

 

あ〜また話が逸れました、すみません。

巻いたまま過ごすヒモトレとヒモに委ねて動くヒモトレ。

受動的なヒモトレと能動的なヒモトレ。

私はやはり能動的なヒモトレ、ヒモに委ねて動くヒモトレが「ヒモ取れ」になる感覚があるので伝える割合が多いです(とかいいながら、巻いて過ごすのも改めて運動すると能動的になるんですけどね)。

昨日も足指のヒモトレとフットプラスのコラボや、脚や手のヒモトレを同時にやってみたり、草鞋巻きで足首の底背屈してから立ちしゃがみしてみるなど、とにかく動いていただきました。

それも出来るだけ地球に接する機会の多い足から。

来月もそんなところからヒモトレを通して観る身体の可能性を感じていただければと思います。

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京都でヒモトレWS

日時 → 3月3日(日)10時〜11時半

場所 → 多目的スペース「ここだけ」(http://kokodake.daa.jp/5access.html )

費用 → 5,000円

申込み先 →【at-sushi.tsuji-shinkyuin@docomo.ne.jp】or【075-205-2618】

少人数でヒモトレを通して身体の可能性を観ていければと思っています。

一般の方から専門資格をお持ちの方まで、親子でもどなたでもご参加いただけます。

※4月は上旬を予定しております

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身体の声(サイン)を聴きにきませんか。

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!