Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

鳥類はヤンキー?

2019年2月19日(火)

 

おはようございます

あったかすぎて気持ち悪い雨。

2月に雨か…

f:id:tsuji-shinkyuin:20190219073325p:image

f:id:tsuji-shinkyuin:20190219073333p:image

f:id:tsuji-shinkyuin:20190219073342p:image

軽く身体動かしておくか。

といっても、どう動かすか。

そのヒントは先日の【動物のからだ】で観たペンギンの全身骨格展示です。

f:id:tsuji-shinkyuin:20190219073923j:image

ヒトで言うところの胸骨?が前掛けのようにみえるのは気のせいか…というのは置いておいて。

(竜骨突起というらしく、鳥が飛ぶために必要な進化で、ペンギンは水中を「飛ぶ」のであるとのこと)

f:id:tsuji-shinkyuin:20190219074435j:image

ペンギンのみならず鳥類が地面にいるとき、だいたいヤンキー。

ヤンキー座り?四股?というのが当たり前。

子供はしゃがんだまま何時間でも遊びますが、この名残なのかもしれないとふと思いました。

で、膝行やペンギン歩きをしてみてはどうかと(雑巾掛けも)。

昔何かのバラエティ番組でダウンタウンの浜ちゃんがヤンキー座りのまま歩いてたやつとか、相撲の稽古とか。

f:id:tsuji-shinkyuin:20190219075614j:image

f:id:tsuji-shinkyuin:20190219075624j:image

(白鵬関、元稀勢の里関の稽古写真 google「相撲 稽古」で検索)

 

膝が開きすぎかなと思いますが、実際にこのペンギンの全身骨格をみてからしゃがんで歩いてみたらなかなかの辛さというか動きにくさに驚きました。

後ろに転ぶ。

でも歩く時とは体の動きかたが違って面白い。

ただそれ以前に「しゃがむ」がないと膝を痛めてしまう。

 

昨日来た昔馴染みは、ここのところ足首が痛いと思ってたら起床時に膝が痛すぎて湿布を貼るも余計に痛みが出て剥がしたとのこと。

その時にメールで相談があり、経過を教えていただいたので湿布をその側の股関節に貼ってくださいとお伝えしたところ膝の痛みが消えたとのこと。

で、夜に来られましたが足首の内反〜下腿の外旋〜大腿の内旋〜鎖骨の可動域制限、そして中臀筋と内転筋の反射遅延。

股関節の、大腿骨骨頭と寛骨臼の関係性を診ると、大腿骨骨頭が寛骨臼に対して突き上げるように間隙が狭くなっている、ぶつかりにいっている感じ。

でも最終的には、日常の運動方向がそうなるようになっていたので、しゃがむ立つという運動の中で体に委ねてもらいました。

この方の場合、ペンギン歩きや膝行よりも縄跳び跳んでもらう方が先なんですけどね。

テレビでいいといってたいわゆるスクワットしてたとも仰ってたんですが、いきなり非日常の運動したら痛めますよ。

まずは日常ですといっても、和式便所や農作業、掃除も他者や機械任せですからもしかするとしゃがむというのも非日常なのかもしれない…って、これかなり危険な状況。

 

ペンギンのようにしゃがむ、膝行のようにしゃがむ、ただしゃがむ、いろんなしゃがむを味わってみてはいかがでしょう。

ま、和式便所に行けばしゃがみますけど。

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!