Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

できないを知る

2019年4月1日(月)

 

おはようございます

年度替りです。

切り替えろと言わんばかりですが、平成が終わるのは4月末。

昨日一日、テレビもネットも見ていない私は知りませんでしたが煩かったようです。

報道ってなんなんでしょ。

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昨日は先日の講習会を一緒に受けた先生2名と復習した1日となりました。

昨年から少しずつお伝えしていたことでしたが、目指すところが上がったことでより深めることができました。

ただ肩の可動域を観るだけでも、どの関節に対してなのか、どこを把持するか、どの角度に挙げるか、どの軌跡を通るか、その時に術者の立ち位置はどこか、どんな姿勢か、いちいちですが1つずつ、それこそ煩いぐらい確認しながらやってみる。

今までやったらわからなかったことが、昨日はできることよりも「できていない」ということを徐々に実感し、自覚し、深めていったように思います。

この経験はともすれば辛いように思うかもしれませんが、この辛さ以上に患者さんに負荷をかけているということ。

その中でどうするか、できることをきちんとすることにもなる。

反省するのは患者さんの施術が終わってから。

施術中(徒手検査も含めて)は反省も迷いも出さない。

そんな話にもなりました。

 

立つ場所、姿勢、触れ方、この3つは差が明確に出ます。

普段はそれぞれ1人で向き合うので、この3つを少し意識してやっていこうと伝えて締めました。

私は自身より体躯が大きい方への立ち位置はもちろん、肢位の誘導で気づいたことがあり(というより気づいたらそうしていたことに気づいた)、それだけかもしれませんがここから深めていけるなという感じがありました。

もちろんその場で共有させてもらいましたが、なるほどでした。

正直、こんなことにも気づけへんかったんか…という気持ちはあります。

ですが今だからこそ気づけたんだと思うと、施術による余計な負荷をかけなくて済むなと可能性が観え、楽しくなってます。

また今日から、皆さん宜しくお願い致します。

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!