2019年4月14日(日)
おはようございます
東京で目覚めた朝。
まっぶっしぃ〜
京都はどうやろ?もう雨降ってるんかな。
昨日は初めて90分×2コマという講座をさせていただきました。
「上肢と下肢、そして全身」というテーマ(しばり?くくり?)で、導入は私が思う「上半身と下半身はどこからどこ?どこで分ける?」という話から、
上肢は身体の外側に垂れているという自由度の高さ故の問題
手指の中心はどの指?
前腕の運動軸
上腕の運動軸
鎖骨(胸鎖・肩鎖関節)の動き
で1コマ、地味な動きで静かになりつつ、でも繋がっていく身体を経験してもらいました。
2コマ目は間の休憩ででた質問で話が終わってしまうぐらい、下肢から全身への繋がりを経験していただく。
どうしても何かを足すとその部分に意識が向いてしまうけど、本当にそこなのか?という少しフォーカスを広げて観てみること。
何かを足す、引くというのを惰性、気分、習慣、ではなく(これらも大切な要素なんですけど)、いくつか基準を設けて判断してみるということが中心(←これが身体に訊くことになるかな)。
どっちがいいとか悪いとかではないです。
構造としてはそうなっているのにそれをせず、自身の領域(運動範囲)の外側で動けば自ずと不具合は出てくる。
逆に言えば構造に沿えば足さなくてもいいし、すでに足していれば引くきっかけにもなる。
それは、身体はすでに(常に)整おうとしているということが感じられるから。
整おうとしているのを邪魔しているのは何か、どうすればそれを邪魔しなくなるか、というのを私なりに提案させていただいた次第です。
足趾の向きと中心
膝の方向性
股関節の動きと連動性
腸腰筋(大腰筋)の弾力性
足首〜膝の位置
を、いちいち確認しながら例えば前屈、例えば後屈、例えば上肢挙上、しゃがむ〜立つ、腰掛ける〜立つ、などで確認していく。
おもちゃを使って足趾で遊んでみたり、お手玉で遊んでみたり、というのも(伝承遊びって全身運動ですね)。
上肢や下肢を1つずつ丁寧に、ゆっくり動かすだけで、立位での前屈や後屈、もちろん脚や腕の上がり方が変化していく。
それは上半身と下半身のこういう関係性があるかじゃないですかね〜(←参加された方のみぞ知る)、と最初の話に戻れたかなと。
少し時間が足りなくなってしまいましたが、ヒモ一本でも(良くも悪くも)身体が変わる可能性を最後に示せたと思います。
(この良くも悪くもってのが施術に携わる者として伝えなきゃいけない部分だと思ってます)
今回も参加してくださった方の質問や疑問から、私の中で引き出しが開いたり深まったところがありましたこと、感謝申し上げます。
次回は、今回の続きのようになるか、また違うところから全身を観てもらうかはわかんないですが、機会があればご参加いただければと思います。
それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!