2022年11月17日(木) 9時〜19時
おはようございます
冷え込んだと思う朝
それでもまだ7℃台
まだまだこれから
施術予約の際は此方でご確認ください
https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838
随時更新してます
(休診は赤・短縮は青・ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)
昨夜の施術の練習会は、頭蓋を介して頚椎の可動性をみる
頭蓋を操作する感覚が、頚椎の可動性をみる際の手の感覚というか動きというかを深めるのにちょうどいいので
ここ数回取り組んでもらっている
直接触れるところだけの情報を得るのはあたりまえで、ちゃんとみるというのはその隣接するところ、さらに隣接するところからさらに隣接…まで変化や現状を追いかけることができるかが問われてくる
他の徒手検査でもそれは含まれているので深めようはあるのですが、頭蓋という重さががかかる中で、重いものを軽く操作するというのは自身の位置を観察しやすい
頭蓋を介して頚椎の可動性をみるのですが、それがそのまま手技としても成り立つので臨床にも少しは役立つかと
重いものを重く、軽いものを重く、触れたり持ったりしているうちはそんな余裕ないでしょうけど
もうひとつは、現場で場合によっては必要となる、テープを介して舟状骨〜立方骨〜距骨を修正する方法
手技でできるなら別にやらんでええんですけどね
手技の精度が甘いとか、応急的な対応というか、それを補助することができるので、引き出しを増やす意味でも必要かなとお伝えした
テープを扱うテーピング法は、テープの扱いからも貼る人の技術が垣間見えるので面白い
私も最初はそうでしたが、伸縮性のあるテープには意思があるんじゃないかと思うほどにテープに遊ばれて四苦八苦どころか九苦、十苦、百苦した
今でもたまに遊ばれることがあるから、その時はまだまだやなと思うけど、これはこれで伸び代しかないわ
昨日扱ったのは伸縮性のあるテープで、いわゆるキネシオといわれる種類
どこに
なにを
どの方向に
どんなテンション(張力)をかけて(またはかけずに)
どう貼るか(置くか)
徒手検査でそれをみて、テープで修正する
やることは変わらんのですけど、直に触れて修正するのではなく、テープを介して触れて修正する
扱いに慣れている人は覚えが早いし要所を抑えている
扱いに慣れていない人は要所がわかっているのにそこを外してしまう
あと、テープは貼った時の情報を維持する性質があるので、身体が常に変化をしている中でより良くなろうとしていることを邪魔することがある
剥がしどき、まで含めてテーピング
これは身につける何かには共通していることやと思う(のは私だけかもしれませんがとても重要で伝え損ねたらあかんこと、もし伝え損ねてたらそれは無責任と考えてる)
なので、テーピングして筋反射の出力も可動性もおおよそいいとなったら、施術の肝となる手技をして再び徒手検査する
すると出力も可動性も曖昧な反応を示す
で、テープを剥がすと出力も可動性もちゃんといい
身体がより良くなろうとする質が更新されたというのに、テープがそれ以前に留めようとしているということが考えられる
というのを経験してもらった
施術でテーピングをする場合は、どのタイミングで貼るか(または剥がすか)を含めて考えて施すように伝えておいた
他の部位、他のものを介してそこをフォーカスしてみる、という練習
自身で深める一助となればと思います
それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!