Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

猫展というより擬人化展

2023年10月30日(月) 9時〜17時

 

おはようございます

雹が降った後に冷え込むのかなと思ってたら然程で

日の出前、日の入り後は寒いけど日向は暑いほどでした

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施術予約の際は以下のURLからご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

受傷257日目

昨日は以前から行きたいと云っていた「もしも猫展」を観に京都文化博物館

現代は戦車や刀などが擬人化される漫画?アニメ?がありますが、鳥獣戯画が日本は最初の擬人化絵画でしょうか

その流れは浮世絵の時代の、歌川国芳の猫好き?があったからか

猫を擬人化した作品が多く世に遺されてた

11月12日まで開催されてますよ

https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/20230923-1112/

 

作品ではなく瓦版だったからでしょうね、風刺画も多かった

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今の世も、これはある気がしたのでパシャリ

地震のおかげで家が建つ

19世紀後半の、それほど人口が多くなかったであろう時代にもこんな風刺があるとは

人の業は変わらんのかな

 

そうそう

あっ、という間に人気を得てアニメ化された漫画「はたらく細胞」の元になったんじゃなかろうかというものがありました

・飲食養生

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内臓の機能を擬人化して描く。体内にいる小さな人たちが、団扇で息を送っていたり、主の暴飲暴食のための「この頃は夜昼絶え間なしだから、まことに落ち着いて寝ることもできねえぜ」と愚痴をこぼす。不摂生を慎むよう説きながら、実際は身体機能の擬人化を楽しむものだろう。(解説より)

その横にはこれもありました

・房事養生鑑

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女性の身体機能(乳腺や子宮、卵巣など)を取り上げるが、心臓では「偽」のなかに「実」をのぞかせ、「こんな実(真心)を見せても、ぬし(あのひと)には届かないかしらねえ」などと嘆く女性がいるなど、本体が遊女だからこその表現となっている。(解説より)

 

擬人化かあ

その姿が見えない、言葉を持たない、表情がない、というのをそれをつぶさに観察することで、人と同じようにと表現した

展示を観ていると、神仏や妖怪などの類もそうなのかもしれんなあと思いました

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あと、ちょうど今、原田マハさんの小説でフィンセント・ファン・ゴッホやその弟・テオなどを描いた作品を読んでいることもあり、浮世絵の色彩や構図がより興味深く観れました

パリ万博前後で、日本の芸術が世界に影響を与えたという内容なども併せて

歌川広重の描いた富士山と猫もあり、観た時は小説のこともあってゾクっとしました

KちゃんとRenが行くものと思っていたけど、時間が合わず行けなかったことで思いがけぬ機会を得ました

日曜日でしたが混雑というほどではなかったですが、海外の方も多く観ておられましたよ

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それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!