Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

友だちとは?を問い直す本

2019年3月14日(木)

 

おはようございます

いい感じで冷えてますね。

f:id:tsuji-shinkyuin:20190314074118p:image

f:id:tsuji-shinkyuin:20190314074129p:image

f:id:tsuji-shinkyuin:20190314074138p:image

久し振りに牛スジ炊いて食べたら便通がよすぎて大変。

f:id:tsuji-shinkyuin:20190314075251j:image

新潟への道中に読み始めたら着くまでに読み終えてしまった本。

 

押井守「やっぱり友だちはいらない。」(東京ニュース通信社)

 

頷きすぎて頭が落ちるかと思いましたし、今思い出すと、隣の席の人が気持ち悪がるぐらいニヤけてたかもしれないです。

それほど面白かったってことなんですけど。

「居場所がない」という人が多いが、携帯やスマホの電源が入ってたらそりゃそうです。

本当に友だちなら嫌やということを伝えることもできるはずなのにそれが言えない友だちって、それって友だち?

 

インタビュー本なので読みやすいというのはありますが、こういう話は話の中で深まっていくように思う。

後半も後半、荘子の言葉である「君子の交わりは淡きこと水の如し」が出てきます。

真の友好はたとえ一年に一回しか会わなくても成立するもの、と押井さんは仰ってますがまさにこれです。

なのに、友だちと会っていない家にいても簡単に連絡が取れてしまう、ともすれば監視されているように感じる環境下で「居場所がない」というのは当然。

一年に一回でも真の友好はあるのに、たった一晩、たった数時間、数分のことが待てない関係って友だち…じゃないよな。

それってどっちかがどっちかの優位に立ちたいだけの、横並びではなく上下の関係性。

友だちちゃうやん。

 

いつでもどこでも連絡が取れるというのは確かに便利です。

ですが、それに苦しめられることがあるということを自覚しておかないと対応もできない。

今時は、それぞれのアプリで通知設定ができるんやから、帰宅したら通知をオフにすればいい。

それで次の日に「なんで返信ないねん!」って言われたら、ある程度距離を置いていいと思う(問い直すきっかけ?始まり?)。

相手のことを、状況を想像するって人付き合いには、特に社会に出ると大切なところ。

小、中、高の間にそういうことを経験し学んでいるんやと思います。

 

父に1人でもいいから親友を持てと言われたことがありますが、全然わかんなかったし今では友だちは恋愛と一緒で片想いという幻想だと思ってます。

🎵ともだち100人できるかな〜

この歌がある種の植え付けだというのはいうまでもなく、これを問い直すことができるか。

大人にも必要なことですね。

機会があれば手にとってみてください。

拾い読みではなく、インタビュー本なので1冊全部。

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!

 

 

東京の講座

4月13日(土)15時40分〜、90分の2部構成。

長島桑川コミュニティ会館 第1集会室。

詳細はこちら→ http://tcacademy.jp/blog-entry-586.html

 

 

京都でヒモトレWS

4月7日(日)10時〜11時半

多目的スペース「ここだけ」(http://kokodake.daa.jp/5access.html )にて開催。

参加費は、5,000円です。

申込みはメール、ダイレクトメッセージ、Facebookメッセンジャー、で宜しくお願い致します。

at-sushi.tsuji-shinkyuin@docomo.ne.jp