Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

読んでる途中ですが

2020年12月3日(金) 9時〜19時

 

おはようございます

昨日の朝が10℃あったからか今朝は余計に寒く感じる

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藤やんこと藤村忠寿氏、うれしーこと嬉野雅道

やっぱりこの2人の言葉に時折触れていたこと、そして出逢いとともにその言葉を問い直す、向き合う機会ができたことが私にとって大きい

知人が読んだとSNSに投稿していたのを見て、積読棚から引っ張り出して読み進めている

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【仕事論】(総合法令出版)

 

今回は、ビジネス視点が強いので読み難い装丁になっているが、言葉は生きているので気にしなければ問題ない

で、仕事論というだけあり、私の仕事にも云えることなので引用したい

そもそも、自分で一つひとつの判断をしていけば、最後に残る課題はとても具体的なものになるはずなんです。「何となく危ないかな」じゃなくて、「あそこの部分だけが気になっているんだ」ってなる。それを最終ジャッジするだけの話だから、そんなに時間はかかりません。

疲れてくると、流石に判断力が鈍ります。そんなときに無理に判断しようと思えば、ただ無駄に時間を費やすだけ。

(中略)

自分で判断基準を持てない仕事は、どうしても本質からずれていってしまいます。何が大事なことで、何がそうではないことなのかがわからなくなってしまう。

そしてこの言葉に繋がる

つまり、「やりたいこと」ではなく「できること」から考えるということです。

 

今やろうとしていることが「できること」なのか「やりたいこと」なのか、それを判断するのも私なわけです

恋は盲目…ではないですが、「やりたいこと」というのは判断を鈍らせる

それがもし疲れている時やとしたら、怖い

 

東洋医学でも西洋医学でもそうならないように検査をします

東洋医学なら脈診や触診などがそれにあたる

西洋医学でも同じです、脈を診るし触診もするし

両者の落とし穴は運動を診ていないところ

実際は視てはいるんですが、それは患者の都合でです

患者の都合というのは自動運動で、どこがどうなっているかというのはおおよそは視えても、ここがこうという詳細には至らない

 

ではどうするか

触診にも含まれますが、各関節や筋肉が今どうなっているかを確認する

それが整形外科学の徒手検査法です

徒手検査法で確認しているのは特に、他動運動による構造の確認と受容器の反応・反射

つまりは神経伝達が滞りなく行われているか否かです

血液やリンパ液など液体の循環ではありません(これらも診てないかというと診てます)

少し考えればわかると思いますが、その循環を司っているのも神経の反射です

自動運動はそれを誤魔化せてしまうんです

誤魔化している(ことに気づいていない、気づいててもどうしていいかわからない)結果のひとつとして症状があるわけです

 

徒手検査のいいところは、時差なく患者自身が今どうなっているかを受け取れるところ

レントゲンや血液検査という客観的すぎて実感が伴い難いものではない

 

逆にあかんところもあります

術者のやりたいように結果を出せるということです

「施したこんやからよくなってるはず」という思い込みが、徒手検査の判断を鈍らせてしまうことがある

鈍らせてるんじゃないな、誤魔化してるんですね

そしてそれを正当化している

 

だから練習や講習会で仲間に確認してもらう

私の意識が介入していないか、構造に対して素直に診れているか否かを

意識が全く介入しないなんてのはないかもしれないが、だからといってそうしないのは違う

踏まえた上で、できる限りのことを尽くす

「やりたいこと」ではなく「できること」で、一つひとつ確認し続ける

 

私が脈診をしないのは、診る人によって若干異なるからです

あと、それを周りが見てもわからないからです

触らなければわからないこともあるでしょうが、見ただけでもわかるものは誤魔化しが効かない

脈診のすごいことはわかってますよ

わかっちゃいるけど、患者がその変化を受け取れるかどうか、自覚の発露としては曖昧かなと思うのでしません(下手くその言い訳です)

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!

 

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