Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

尽くしているか、尽くしたか

2023年6月6日(火) 9時〜19時

 

おはようございます

今日からしばらく降水確率50%以上の予報が出ている

洗濯物をどうするかやなあ

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施術予約の際は以下のURLからご確認ください

https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838

随時更新してます

(休診は赤短縮は青ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒)

 

受傷111日目

筋肉痛なく過ごしたらしいけど、いつも通りなのか、疲れが残ってるのか

宿題しながら眠りこけておりました

動きにくい左膝に合わせつつ、それぞれが目一杯動くように

ひとつずつ

すこしずつ

でも、確実に

 

大河原遁王様の仕立て屋〜下町テーラー〜 vol.15」(集英社)

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偉人などの言葉が引用され、それが話の軸になっている面白い漫画

スーツの仕立てを通して、人の生き様やそれぞれの職人の気質や国ごとにある風習や習慣をほんの少し知ることができるのも読み応えがある

vol.15の最初の物語は、エイブラハム・リンカーンの言葉でした

もし8時間

木を切る時間を

与えられたら

私はその内6時間を

斧を研ぐのに

使うだろう

ビンテージの生地が洗濯しても傷んだり縮まないように、裁断する前に生地の特性に合わせて加工することことを疎かにしてはならないという話

 

以前は好きで観ていたフジテレビのジャンクスポーツという番組

ここ数年は観ていない

試合の前にどういう心構えで、どんな準備をしているかという話は興味があるが、学生時代や上下関係の苦労話を面白おかしく話せるほどになったというのもわかるんだが、それを美談にするのは違うと思っているから

特に暴力や躾という名の上下関係の強要は

 

職人の世界の作る工程を知ることはとても興味があり動画で観たりもするが、修行時代の理不尽な話はその人と先代や周囲の人たちの関係性での話であって、他者が見聞きしても心地いいものばかりではない

でもなぜかそれをメディアは美談として伝えたがるし、そういう話を見聞きしたい人たちが一定数いるのも事実

確かにそこがあったから今があるというのはわかるんやけども、そこで行われたことが必ずしも納得できることばかりではない

私の中では、弟子として過ごした時間に納得したことよりも違和感や疑問が今の私が学ぶ時や何かを誰かに伝える際の問いになっている

いわゆる世間一般の、ある一定数とは逆

なぜそれが必要だと伝える側になりより考えるようになった

閑話休題として経験を云うことはありますが、経験を他者に伝える際は面白おかしく伝えないように意識している

受け取る側が面白く感じることはあるけどもそれは私にもどうすることはできないが、伝え方は変えられる

 

てなこと書いてはいますが、リンカーンの言葉を読んだ瞬間にこの話が広がっていったのと、施術以前の触れることや施術者が施術する前に日々どのように斧を研いでいるのか知りたいと思っただけ

私はどのように斧を研いでいるのかも問い直すことにもなっている

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!