Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」

京都市下京区の鍼灸院が日々で感じたこと思うことを呟いているブログです。

新しい場で昔を知る

2019年3月18日(月)

 

おはようございます

寒の戻りという言葉が示すようにここ数日の朝は冷えてます。

昨日の降ったり止んだりの雨でピリッとした冷たさに。

冬の再来なのか?

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暖冬と言われている今、それでも寒いという私たち。

感覚はそれぞれなんでしょうが、それこそもっと雪が全国的に降っていた時代、たった2〜3枚の布を紐で纏めただけで過ごしていた時代がある。

ん?今も変わらんですよ、私は普段2枚か3枚しか着ていない。

あ、でも生地が裏起毛だったり、保温性があるものだったり、その時代の人に比べたら4枚以上着込んでいるような感じなのかな。

というのが、先日四条烏丸の西南にオープンした京都産業会館ホールにて開催中の「THE KIMONO」を観てきたからなんですけどね。

https://www.thekimono.jp/

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ブックレットを購入しましたが、やはり見たい視点からや細かなところは展示を見る方がいい。

いうても1300年〜昭和までなので、奈良時代ぐらいからの着物のファッションの変遷です。

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女性メインというのは想像していましたが、女性しかないというのはちょいと残念でしたが、これはこれでまた楽しめる。

着物はきつくて動きにくいという印象がどこから始まったのかは知っている人にお任せするとして、なんと動きやすい、それでいて暖かそうに見えるのか。

何より帯の幅です。

紐から帯になり、その帯が幅を広くしていった。

そして帯がベルトやゴムになっていく。

動きやすさを求めると色々細く薄くなっていくような気がする。

暖かさを動きやすさで補っている?

そんな気がしてくる。

保温としては現代の方が優れているのかもしれないが、冷えるという人が多い。

それってモノに頼って運動が足りないだけでは?

ファッションから観てもそういうところに通じていく(私が勝手に結びつけてる?)。

 

有料の展示ですが、ファッションから身体を想像する機会となりました。

着物とファッションと身体、根本的なところは変わらないです、ヒトは。

 

それでは、本日も反省と学びを反芻しながら始動!